産業医・労働衛生コンサルタント 特定化学物質障害予防規則(特定化学物質、特別管理物質) 特定化学物質 ・「特定化学物質」とは、労働者に健康障害を発生させる(可能性が高い)物質として、労働安全衛生法の「特定化学物質等障害予防規則」で定められた化学物質をいう。 ・特定化学物質は有害性のレベルに応じて「第一類」「第二類」「第三類」に... 2024.05.02 2025.01.24 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 化学物質(物質名、疾病) 化学物質 鉛 ・貧血(へモグロビン合成障害による) ・造血器障害 ・腹部疝痛 ・伸筋麻痺(末梢神経障害) ・生殖毒性 (なまりません→鉛、疝) 鉛の粉じんやヒュームを吸入すると、鉛は骨に蓄積される。 鉛の生物学的モニタリング指標: 血液中鉛... 2024.03.23 2025.01.24 産業医・労働衛生コンサルタント作業環境測定士、作業主任者
産業医・労働衛生コンサルタント IARC(IARC発がん性分類) IARC ・「国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer,)」は、世界保健機関(WHO)のがん専門の機関で、発がん状況の監視、発がん原因の特定、発がん性物質のメカニズム... 2024.03.12 2025.01.24 産業医・労働衛生コンサルタント
労働衛生一般 有害物質(化学物質)、職業ばく露による発がん物質 職業病リスト(労働基準法施行規則別表第1の2) 職業病リスト(労働基準法施行規則別表第1の2) 有害物質(化学物質)とがん 膀胱がん ・ベンンジジン ・オルト‐トルイジン ・4-アミノジフェニル ・β-ナフチルアミン ・3,3’-ジクロロ-... 2024.10.08 2025.01.24 労働衛生一般
産業医・労働衛生コンサルタント 職業性疾病 職業性疾病 ・職業性疾病とは、労働者が業務に起因して罹患した疾病のことである。 ・業務とその他の要因が複合して発症した場合には、業務上の要因の方がその他の要因よりも相対的に有力でなければ、業務上の疾病とはならないというのが行政の考え方である... 2024.06.09 2025.01.24 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 石綿(アスベスト)による健康障害 石綿(asbestos)とは ・石綿(せきめん、いしわた)は天然に産出する鉱物繊維である。 ・石綿は極めて細い繊維で、熱、摩擦、酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性を持っていることから、建材(吹き付け材、保温・断熱材、スレート... 2024.02.27 2025.01.23 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 石綿作業 石綿作業の3段階レベル ・石綿の飛散の危険性に合わせた作業レベルのこと。 ・レベルは、レベル1から3までの3段階に分かれ、レベル1が最も危険なレベルである レベル1 ・石綿含有吹付け材 ・石綿則第14条の規定により、呼吸用保護具(電動ファン... 2025.01.23 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 被ばく管理(電離放射線従事者の被ばく限度) 電離放射線従事者の被ばく限度 一覧(まとめ) ●男性、妊娠の可能性がない女性 :100mSv/5年間かつ50mSv/年 ●妊娠する可能性がないと診断されたものを除く(=妊娠可能性がある)女性:5mSv/3ヵ月 ●妊娠と診断された女性 : ・... 2025.01.23 産業医・労働衛生コンサルタント
労働衛生一般 電離放射線障害防止規則 電磁波の波長 ・ガンマ線<エックス線<紫外線<可視光線<赤外線<マイクロ波<電波 「星がみえる赤マイク」 →ほ:放射線、し;紫外線、見える:可視光線、赤;赤外線、マイク:マイクロ波) ・波長が短いほど、エネルギーが大きい(γ線、X線といった... 2024.09.19 2025.01.23 労働衛生一般労働衛生関連法令
産業医・労働衛生コンサルタント 管理区域(放射線管理区域) 管理区域(放射線管理区域) 管理区域とは ・「管理区域(放射線管理区域)」とは、自然放射線レベルを超えて電離放射線にさらされる可能性があり、放射線障害防止のため、関係者以外の立ち入りを制限し、かつ作業者の被ばく管理を適正に行うことを目的とし... 2025.01.23 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 電離放射線による健康障害 臨床症状による分類 「身体的影響」と「遺伝的影響」 ・電離放射線に被ばくした場合、被ばくした本人に直接出る影響を「身体的影響」という ・電離放射線に被ばくした場合、被ばくした人の子孫にでる影響を「遺伝的影響」という 「急性障害」と「晩発障害... 2024.06.04 2025.01.23 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 職場における感染対策(労働災害における生物学的要因) 労働災害における生物学的要因 労働災害における生物学的要因とは、感染症やアレルギー、中毒を引き起こす可能性がある要因をいう。 職場における新型コロナウイルス感染拡大防止対策 ・テレワーク・時差出勤等を推進しています。 ・体調がすぐれない人が... 2025.01.22 2025.01.23 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント BCP( Business Continuity Plan :業務継続計画) 参照: 介護施設・事業所における感染症発生時の業務継続ガイドライン(厚生労働省老健局令和6年3月) 内閣府「事業継続ガイドライン-あらゆる危機的事象を乗り越えるための戦略と対応-平成 25 年8月改定)」 業務継続計画(BCP)とは ・BC... 2025.01.22 2025.01.23 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント プッシュプル型換気装置 プッシュプル型換気装置は、有害物資の発散源を挟んで、吹出し用と吸込み用の2つのフードを向き合って設置する方式の換気装置です。吹出しフードをプッシュフード、吸込み用フードをプルフードと呼ぶことから、プッシュプル型換気装置と言います。 吸込み用... 2025.01.22 産業医・労働衛生コンサルタント
労働衛生一般 局所排気装置 局所排気装置 ・大きく「囲い式」「外付け式」「レシーバー式」に分けられる ・ダクトの断面積が小さくなれば壁に接する割合が大きくなるので、圧力損失は大きくなる。 ・一方、ダクトの断面積を大きくすると、圧力損失は小さくなるが、搬送速度も小さくな... 2024.02.01 2025.01.22 労働衛生一般
産業医・労働衛生コンサルタント 防護係数、要求防護係数、指定防護係数、フィットテスト 防護係数 ・「防護係数」とは、呼吸用保護具の防護性能を表す数値である。 ・環境中の有害物質濃度と吸気中の有害物質濃度を測定し下記の式で算出されます PFr=Co / Ci PFr:防護係数 Co:マスクの面体等の外側の有害物質濃度 Ci:マ... 2024.08.30 2025.01.21 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 化学防護手袋(皮膚障害等防止) 化学防護手袋の定義 化学防護手袋は、日本産業規格(JIS) T 8116 において、以下のように定義されている。 「酸、アルカリ、有機薬品、その他気体及び液体又は粒子状の有害化学物質を取り扱う作業に従事するときに着用し、化学物質の透過及び/... 2025.01.11 2025.01.21 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 労働衛生保護具 労働衛生保護具とは ・「労働衛生保護具」とは、作業中の事故や危険から身体を守るために装着するものをいう。 ・労働安全衛生法では、一定の作業・環境のもとでは、事業者は作業者に保護具を使用させなければならないと規定している。 ・保護具の種類 1... 2024.03.19 2025.01.21 産業医・労働衛生コンサルタント