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総合診療・家庭医療

せん妄の予防ケアと発症時のケア

予防ケア 1)病床環境の調整 ①不安を助長しない環境: 光,機械・治療器具・モニターの音,スタッフの話し声などの調整 ②なじみ感の感じられる環境: 認知症がベースにある場合は,その人のなじみのあるものを環境に取り入れる.日常使う湯呑み,子ど...
小児科

臍ヘルニア(ヘルニア)

疾患 ・いわゆる、「でべそ」のこと。 ・生後数週以内で出現し、新生児の20~25%に認めるよくみられる疾患の1つである。 ・発症頻度は人種差があり、白色人種は3%程度、次いで有色人種、特に黒色人種は20%程度認める。男児にやや多いとされてい...
総合診療・家庭医療

小児予防接種

参照サイト Know VPD! 日本小児科学会推奨の予防接種キャッチアップスケジュール 予防接種の接種間隔(2020年10月1日変更) ・これまでは、異なるワクチン同士の接種間隔は一定の間隔をあける必要があった。 ・2020年10月1日から...
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診察・検査

伝染性単核球症(伝染性単核球症様症候)

概要 ・伝染性単核症(infectious mononucleosis)は、ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスなどに初感染することが原因で起こる、発熱、咽頭炎、リンパ節腫脹を主とする急性感染症。 ・思春期から若年青年層に好発し、大部分...
感染

手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)

疾患 ・手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)は、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症。 本疾患はコクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(...
小児科

水痘

疾患 ・水痘は「水痘帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus;VZV)」によって起こる急性の伝染性疾患である。 ・潜伏期は2週間程度(10〜21日)。成人では発疹 出現前に1〜2日の発熱と全身倦怠感を伴うことがあるが、...
脳神経系

延髄内側症候群(Dejerine 症候群)

・延髄正中部の障害(延髄傍正中症候群) ・障害部位: 皮質脊髄路(錐体路)→対側の顔面を除く上下肢麻痺 内側毛帯→対側の半身の消化管、深部感覚障害 舌下神経線維→同側の舌半側の麻痺・萎縮 ・対側の運動障害(顔面を除く)、対側の深部感覚障害と...
脳神経系

脳卒中後てんかん

参考 本邦での脳卒中後てんかんの診療実態に関する多施設アンケート調査結果 疾患 ・てんかんの有病率は一般人口 1,000 人あたり 6.38 人,年間発症率は 10 万人あたり 61.44 人とされる ・てんかんの発症率は乳幼児と高齢者に多...
総合診療・家庭医療

患者中心の医療

・家庭医療で言う「患者中心の医療」とは、単に「患者迎合医療」や「顧客中心医療」とは一線を画すので、単なるスローガンや理念ではない。 ・医療者が患者の思いやその背景を十分に理解し、患者も医者の説明を十分理解したうえで、ともに現在の健康問題の解...
総合診療・家庭医療

介護保険主治医意見書のポイント

「要支援」と「要介護」の判定基準 要支援 ・ADLは自立しているが、IADLは自立していない人 ・「要支援2」はADLが自立しており、認知症なし 要介護 ・「要介護1」は、ADL自立しているが、認知症あり。 または今後6か月以内に増悪する進...
総合診療・家庭医療

死亡診断書、死体検案書

参考 令和5年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル 死亡診断書と死体検案書の使い分け ・医師は、「自らの診療管理下にある患者が、生前に診療していた傷病に関連して死亡したと 認める場合」には「死亡診断書」を、それ以外の場合には「死体検案...
総合診療・家庭医療

介護施設の種類

介護療養型医療施設: ・介護病棟 ・持続点滴、吸引、胃瘻管理など 特別養護老人ホーム(特養): ・要介護3以上、寝たきりに近い人が中心。 ・医療行為はあまりできず、1日1本の点滴程度 介護老人保健施設(老健): ・要介護2程度 ・自宅までの...
リハビリテーション

前十字靭帯損傷

前十字靱帯 ・大腿骨顆間窩の後方外側から、前方内側に向かい、脛骨顆間隆起に付着する。 ・ACLは「脛骨の前方脱臼」「脛骨の内旋、膝関節の外反、膝関節の過伸展」を抑止している。 ・ACLは前内側線維束( anteromedial bundle...
精神科

適応障害

疾患 ・適応障害は、ある特定の状況や出来事(転勤、配転、新しい人間関係など)が、その人にとっての主観的な苦悩(とてもつらく耐えがたい感じ)を生み、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。 ・たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、...
総合診療・家庭医療

身体症状症(旧:身体表現性障害)

身体症状症の治療 ・身体的な問題はないということを理解、納得することが大切です。 ・患者さんにとっては辛い症状なので、問題がないということを受け入れるには時間がかかる場合もあります。しかし、身体的な精査や、検査結果に基づかない治療を繰り返す...
皮膚科

伝染性膿痂疹(とびひ)

疾患 ・伝染性膿痂疹とは、黄色ブドウ球菌または連鎖球菌が皮膚の浅層に感染し、水疱あるいは膿疱を来す皮膚の化膿性疾患である。 ・膿痂疹には非水疱性と水疱性の2種類がある。 ・非水疱性膿痂疹は丘疹から始まり、その後、周囲に紅斑を伴う小水疱を形成...
リハビリテーション

歩長、歩行周期、異常歩行

歩長 参照(このサイトより引用): 重複歩(stride):片側の踵が接地して、つぎに同側の踵がふたたび接地するまでの距離 歩幅(step):一側下肢の踵を接地した後に対側の踵が接地するまでの距離(1歩) 歩隔(step width):歩行...
脳神経系

前庭性片頭痛(Vestibular Migraine)

疾患 ・前庭性片頭痛(Vestibular migraine)とは、片頭痛に伴って生じるめまい、基本的には片頭痛の症状としてのめまいである。 診断基準 A.少なくとも5回の中等度から重度の前庭症状の発作が5分から72時間続く B.現 在 あ...
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