救急 蛇(マムシ)咬症 参照:マムシ咬傷高松赤十字病院 神野泰輔医師) マムシの特徴 ・三角形の頭、銭形の文様 ・典型的には二つの歯牙痕(約1cmの間隔) 参照: マムシの毒の作用 出血作用、腫脹作用 壊死作用 血小板凝集作用 血小板凝集阻止作用 トロンビン様作用... 2019.12.18 2024.12.05 救急整形外科・外傷
診察・検査 75gOGTT (75g経口ブドウ糖負荷試験) 適応 <強く推奨される場合> ・空腹時血糖が110~125㎎/dLのもの(正常:110㎎/dL未満) ・随時血糖が140~199㎎/dLのもの ・HbA1cが6.0~6.4%のもの(ただし明らかな糖尿病の症状が存在するものを除く) <行うこ... 2020.12.15 2024.12.05 診察・検査DM
内分泌・代謝 糖尿病緊急症(高血糖緊急症、正常血糖ケトアシドーシス) 高血糖による緊急症(糖尿病の救急):DKAとHHS ※基本的にはICU管理 ・糖尿病性ケトアシドーシス(diabetic ketoacidosis;DKA) ・高浸透圧高血糖症候群(hyperosmolar hyperglycemic st... 2020.03.07 2024.12.05 内分泌・代謝DM
DM DM治療薬(内服、注射、インスリン) 糖尿病治療の原則 1)糖尿病の病態 ・2型糖尿病の病態は「インスリン分泌能低下」と「インスリン感受性低下(インスリン抵抗性増大)」の両者が個々の患者に種々の程度で加わり、その結果、インスリン作用不足が起こることである。 ・その結果慢性の高血... 2020.08.12 2024.12.05 DM
美容皮膚科 医療脱毛 禁忌薬剤(禁忌患者・薬剤、光線過敏症、他) 原則: 参考サイト 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 医療用医薬品 情報検索 薬剤性光線過敏症の主な原因薬剤一覧 「光線過敏症の副作用」や「長時間の日光ばく露を避ける」の記載がある薬剤内服者への対応 ※ 上記サイトで「Ctrl+F」→「... 2024.12.01 2024.12.02 美容皮膚科
循環器 利尿薬(種類、使い分け) 内服薬の力価の換算 フロセミド錠20㎎=アゾセミド(ダイアート®)30㎎=トラセミド(ルプラック®)4㎎ ループ利尿薬 ・フロセミド(ラシックス®)、アゾセミド(ダイアート®)、トラセミド(ルプラック®)など ・ヘンレループ(Henle係締... 2019.11.27 2024.11.29 循環器
労働衛生一般 有害物質(化学物質)とがん 有害物質(化学物質)とがん ・ベンンジジン:尿路腫瘍 ・ベリリウム:肺がん ・ベンゼン:白血病 ・オルト‐トルイジン:膀胱がん ・1,2‐ジクロロプロパン:胆管がん ・無機ひ素化合物:肺がん、皮膚がん ・ホルムアルデヒド:鼻咽頭がん ・エチ... 2024.10.08 2024.11.27 労働衛生一般作業環境測定士、作業主任者
皮膚科 カンジダ症(皮膚、粘膜) 疾患 ・原因菌はCandida albicans ・「皮膚真菌症」の一つ ・皮膚の間擦部(腋窩、乳房下、陰股部、臀裂部)で、皮膚が局所的に高温多湿になったために生じたものを「カンジダ性間擦疹」という ・いわゆる「オムツ皮膚炎」(鼠径部、陰嚢... 2022.09.08 2024.11.25 皮膚科
消化器 急性下痢(感染性腸炎の鑑別と治療) 急性と慢性の違い ・下痢の期間が4週間未満のものを「急性下痢」、4週間以上を「慢性下痢」とする。 (2~4週間を「持続性」ということもある) ・急性下痢の原因は感染によるものが大半を占める ・4週間以上続く場合を「慢性下痢」とする。慢性下痢... 2019.03.13 2024.11.25 消化器感染
総合診療・家庭医療 しぶり腹の鑑別疾患 診察の原則 「しぶり腹(うんちしたい症候群)」を認識した時点で、骨盤腔内の大腸に接した炎症や出血性病態、消化管の悪性腫瘍を常に念頭に置き、直聴診を怠らないこと。 鑑別疾患 ・腹部大動脈瘤切迫破裂 ・急性虫垂炎 ・大腸憩室炎 ・感染性大腸炎 ... 2024.11.25 総合診療・家庭医療診察・検査消化器
総合診療・家庭医療 便秘(生活指導、下剤の種類と使い分け) ガイドライン 便通異常症診療ガイドライン2023―慢性便秘症 監修・著編者 日本消化管学会 ※ まずは薬剤性便秘の除外 便秘を惹起しうる薬剤 ・鎮痛薬:NSAIDs、麻薬 ・抗コリン薬:鎮痙薬、抗うつ薬、抗精神病薬、抗パーキンソン病 ・降圧... 2021.02.01 2024.11.25 総合診療・家庭医療消化器
人間ドック・健診 騒音作業(健康診断、作業環境測定、聴覚保護具、ガイドライン) 可聴域、日常会話での周波数域 ・可聴域(健康成人が感知できる周波数の最小値と最大値)は一般に20~20,000Hzといわれている。 ・日常会話での周波数域は250 ~4,000 ㎐ 程度である。 騒音・振動の単位「dB(デシベル)」について... 2022.08.02 2024.11.22 人間ドック・健診産業医・労働衛生コンサルタント
膠原病 抗リン脂質抗体症候群 抗リン脂質抗体症候群とは ・抗リン脂質抗体(aPL)には「抗カルジオリピン抗体」「ループスアンチコアグラント」「ワッセルマン反応(STS)偽陽性」などが含まれる。 ・これらの抗体を有し、臨床的に動・静脈の血栓症、血小板減少症、習慣流産・死産... 2023.10.05 2024.11.21 膠原病
労働衛生一般 「量‐影響関係」と「量‐反応関係 量‐影響関係 ・「量-影響関係」とは、個体レベルでの用量(ばく露量)と影響の間の関係である。 (個人的影響、影響を受けやすい人) ・ある固体に対してある有害物質をばく露させると、閾値のある物質では、無毒性量以下の曝露では毒性は発現せず、この... 2024.02.28 2024.11.21 労働衛生一般
救急 日本紅斑熱 疾患 ・ダニ(マダニ)媒介によるリケッチア感染症(※ツツガムシ病もリケッチア感染症) ・紅斑熱群リケッチアの一種 Rickettsia japonica を起因病原体とし、野山に入りマダニに刺咬されることにより感染する。 ・媒介ダニは、キチ... 2023.04.19 2024.11.21 救急感染
感染 ツツガムシ病 ツツガムシ病はOrientia tsutsugamushi を起因菌とするリケッチア症であり、ダニの一種ツツガムシによって媒介される。患者は、汚染地域の草むらなどで、有毒ダニの幼虫に吸着され感染する。発生 はダニの幼虫の活動時期と密接に関係... 2024.11.21 感染
救急 「発熱+皮疹(fever and rush)」の鑑別診断(不明熱診察) 参考サイト: 症状から考えるべき感染症(日本感染症学会) 「発熱+皮疹」時の7つのキラー疾患 ”SMARTTT” 最低限、これだけは見逃すな! SMARTTT S: sepsis(敗血症) M:meningococcemia(髄膜炎) A:... 2020.06.26 2024.11.21 救急皮膚科
総合診療・家庭医療 皮疹の分類、記載法 大きさ ・皮疹が単発ないし2~3個程度のときは面倒がらずに物差しを当てて数字で記載するのがよい ・異なった大きさの皮疹がたくさんある場合には,「小豆大から大豆大までの」「2 ~10 mmの」などと表現する. 炎症性疾患の場合: なじみのある... 2024.05.24 2024.11.21 総合診療・家庭医療皮膚科