産業医・労働衛生コンサルタント IARC(IARC発がん性分類) IARC ・「国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer)」は、世界保健機関(WHO)のがん専門の機関で、発がん状況の監視、発がん原因の特定、発がん性物質のメカニズムの... 2024.03.12 2025.02.24 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 石綿(アスベスト)による健康障害 石綿(asbestos)とは ・石綿(せきめん、いしわた)は天然に産出する鉱物繊維である。 ・石綿は極めて細い繊維で、熱、摩擦、酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性を持っていることから、建材(吹き付け材、保温・断熱材、スレート... 2024.02.27 2025.02.24 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 石綿作業 石綿含有建材の3段階レベル ・石綿含有建材は石綿の飛散のしやすさによって「レベル1」から「レベル3」までの3段階に分かれ、レベル1が最も危険なレベルになります。 ・レベル1,2の建材除去作業では「セキュリティーゾーン」の設置が必要である。 ... 2025.01.23 2025.02.24 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 高年齢労働者の労働災害の特徴とその予防 高年齢労働者に発生する労働災害の特徴 ・災害の 発生率(千人率)では、若年層と高年齢労働者で高くなる傾向がみられる。 ・60 歳以上の男女別の労働災害発生率(死傷年千人率)を 30 代と比較すると、男性は約2倍、女性は約4倍となっている。な... 2024.05.23 2025.02.24 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 労働衛生保護具 労働衛生保護具とは ・「労働衛生保護具」とは、作業中の事故や危険から身体を守るために装着するものをいう。 ・労働安全衛生法では、一定の作業・環境のもとでは、事業者は作業者に保護具を使用させなければならないと規定している。 保護具着用管理責任... 2024.03.19 2025.02.21 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 振動障害予防対策(日振動ばく露量量A(8)に基づく作業管理) 新たな振動障害予防対策について 新たな振動障害予防対策についてー日振動ばく露量量A(8)に基づく作業管理の実施 ・従来、わが国における振動障害予防対策は、振動の周波数や振動の強さに関係なく、振動工具の取扱時間を原則1日2時間以下とする等、振... 2025.02.20 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 振動障害、振動工具 振動障害とは 振動障害の予防のために ※ 厚生労働省職場のあんぜんサイト「振動障害」(安全衛生キーワード) ・「振動障害」は、チェーンソー、グラインダー、刈払機などの振動工具の使用により発生する手指等の末梢循環障害、末梢神経障害及び運動器(... 2024.01.31 2025.02.20 産業医・労働衛生コンサルタント
緩和治療 がん性疼痛に対するオピオイド治療 オピオイド使用のタイミングと導入の方法 原則 ・まずはNSAIDsやアセトアミノフェンといった非オピオイド性鎮痛薬で開始。 ・これれらの薬剤で十分な鎮痛効果が得られない時、オピオイド使用を考慮する。 ・「痛みが強くなりそうになったら早目に使... 2022.04.30 2025.02.20 緩和治療
緩和治療 モルヒネ モルヒネの特徴 ・強オピオイドの一つ ・非がん疾患の症状緩和にも使用可能(呼吸苦) ・坐剤もあり剤形が豊富 ・腎障害には使いにくい 換算表 経口モルヒネ30mg換算: ・静注・皮下注モルヒネ15mg ・モルヒネ座薬20mg ・オキシコンチン... 2019.03.18 2025.02.20 緩和治療
緩和治療 オキシコドン(オキシコンチン®TR、オキノーム®、オキファスト®) 特徴 ■ 強オピオイドに分類される ■ 経口モルヒネ30mg=オキシコンチンTR 20mg=フェントステープ1mg ■ 呼吸苦にも使用可 ■ 薬型は3種類あり ・徐放製剤:オキシコンチンTR錠®(5、10、20、40㎎錠) ※ TRは「Ti... 2020.11.17 2025.02.20 緩和治療
緩和治療 ヒドロモルフォン(ナルサス®、ナルラピド®) ヒドロモルフォン(ナルサス®、ナルラピド®) 剤形 徐放性製剤:ナルサス® 2mg、6mg、12mg、24mg/錠 突出痛に対して臨時服用する即放性製剤:ナルラピド® 1mg、2mg、4mg/錠 注射剤:ナルベイン® 2㎎/1mL、20㎎/... 2024.09.29 2025.02.20 緩和治療
脳神経系 鎮痛薬 急性腹症診療ガイドライン 原因によらず、診断前の早期鎮痛薬使用を推奨 NSAIDs ・セレコキシブ(100mg)1回1錠 1日2回 ・ロコアテープ1日1~2枚 疼痛部の関節に貼付(1日最大2枚まで) アセトアミノフェン カロナール®(内服)... 2020.09.18 2025.02.20 脳神経系緩和治療
産業医・労働衛生コンサルタント 被ばく管理(電離放射線従事者の被ばく限度) 電離放射線従事者の被ばく限度 一覧(まとめ) ●男性、妊娠の可能性がない女性 :100mSv/5年間かつ50mSv/年 ●妊娠する可能性がないと診断されたものを除く(=妊娠可能性がある)女性:5mSv/3ヵ月 ●妊娠と診断された女性 : ・... 2025.01.23 2025.02.19 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント BCP( Business Continuity Plan :業務継続計画) 参照: 介護施設・事業所における感染症発生時の業務継続ガイドライン(厚生労働省老健局令和6年3月) 内閣府「事業継続ガイドライン-あらゆる危機的事象を乗り越えるための戦略と対応-平成 25 年8月改定)」 業務継続計画(BCP)とは ・BC... 2025.01.22 2025.02.19 産業医・労働衛生コンサルタント
救急 片頭痛(診断、治療、予防) 特徴 ・若年発症(10~30代) ・女性に多い ・発作の誘因: 月経、ストレス、睡眠不足、チョコレート(チラミン)、チーズ(ヒスタミン)、赤ワイン(ヒスタミン)など ・月経との関連が多い(女性の片頭痛の25%が月経関連) ・嘔気、嘔吐を伴う... 2019.04.02 2025.02.19 救急脳神経系
総合診療・家庭医療 薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛:medication overuse headache:MOH) 薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛、medication overuse headache:MOH) ・薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛、MOH)とは、鎮痛薬を頻繁に摂取することで発生する頭痛である。 ・典型的には、片頭痛や緊張型... 2025.02.19 総合診療・家庭医療脳神経系
産業医・労働衛生コンサルタント 職場における感染対策(労働災害における生物学的要因) 参考:情報誌「産業保健21」 情報誌「産業保健21」87号 (2017年1月発行) 【特集】 感染症予防~産業保健スタッフが取り組むべき危機管理~ 労働災害における生物学的要因 労働災害における生物学的要因とは、感染症やアレルギー、中毒を引... 2025.01.22 2025.02.18 産業医・労働衛生コンサルタント
産業医・労働衛生コンサルタント 化学防護手袋(皮膚障害等防止) 化学防護手袋の定義 化学防護手袋は、日本産業規格(JIS) T 8116 において、以下のように定義されている。 「酸、アルカリ、有機薬品、その他気体及び液体又は粒子状の有害化学物質を取り扱う作業に従事するときに着用し、化学物質の透過及び/... 2025.01.11 2025.02.18 産業医・労働衛生コンサルタント