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救急

胸部・腹部大動脈解離、大動脈瘤(一般医による診断、緊急処置)

大動脈解離ガイドライン2020 年改訂版 大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン(日本循環器学会 / 日本心臓血管外科学会 / 日本胸部外科学会 / 日本血管外科学会合同ガイドライン)大動脈径の「正常値」と「瘤」の判断基準・正常値:胸部大動脈...
診察・検査

ヘリコバクター・ピロリ感染症(検査、治療)

起因菌ヘリコバクター・ピロリ菌(Helicobacter pylori;H. pylori)・らせん状グラム陰性桿菌・数本の鞭毛を有する・強力なウレアーゼ活性を持ち、尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解することで周囲の胃酸を中和することで生息...
人間ドック・健診

「胃ポリープ」の種類

「胃ポリープ」とは?・「胃ポリープ」とは正確には「胃に発生する上皮性、良性、隆起性病変」のことをいう・広義には腺腫、粘膜下腫瘍、癌など胃の中に隆起した病変の総称として使用されることもある。・胃ポリープは「過形成性ポリープ」「胃底腺ポリープ」...
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人間ドック・健診

正規分布

正規分布と標準偏差の関係・平均値 ±1標準偏差:68%・平均値 ±2標準偏差:95%・平均値 ±3標準偏差:99%標準誤差・標準誤差とは、推定値の精度を示す指標である。・平均値±1標準誤差は68%信頼区間(母集団から繰り返し標本を抽出した場...
整形外科・外傷

骨粗鬆症

骨粗鬆症について(人間ドック学会専門医試験)骨粗鬆症について:・骨粗鬆症は骨密度の低下を特徴とし、骨折リスクが増大した状態である。・骨強度の約70%は骨密度、残り約30%は骨質により説明される・骨密度が若年成人平均値(young adult...
救急

緑内障(急性緑内障発作)

緑内障(人間ドック学会専門医試験)緑内障について:・40歳以上の5.78%が緑内障を有する・我が国の視覚障害における身体障害者の原因疾患の1位(28.6%)第2位は網膜色素変性(14.0%)、第3位は糖尿病網膜症(12.8%)・人間ドックで...
人間ドック・健診

乳がん(乳癌):健診を中心に

乳がんについて(人間ドック専門医試験)乳がん:・乳がん対策型検診の対象者は40歳以上である。・乳がん対策型検診の検診項目は「問診およびX線検査(マンモグラフィ検査)」であり、視触診は推奨されず、仮に視触診を実施する場合はX線検査と併用するこ...
人間ドック・健診

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎(ドック学会専門医試験)アトピー性皮膚炎について:・血清IgE値は、Th2活性が過剰な免疫状態で産生が亢進し、アレルギー素因を示す。・末梢血好酸球数は、IL-5により骨髄で産生誘導され、アトピー性皮膚炎の病勢を反映する。・血...
人間ドック・健診

脳ドック

ガイドライン脳ドックのガイドライン 2019基本的に行われる検査頭部MRA検査造影剤を使用しなくても、脳全体に行き渡る脳血管を立体的な画像に抽出できるのが、頭部MRA検査の特徴です。脳血管の狭窄や未破裂脳動脈瘤、脳動静脈奇形を発見することが...
血液

小球性貧血(MCV<80 fL)

MCV、MCH、MCHCの計算式MCV(Mean Corpuscular Volume)平均赤血球容積赤血球1個当たりの、平均的な大きさ基準値:85~102fL計算式:{Ht(%)/RBC(×10^4/μL)}×1000 fL(femto ...
膠原病

抗リン脂質抗体症候群

抗リン脂質抗体症候群とは抗リン脂質抗体症候群について:・抗リン脂質抗体というリン脂質結合蛋白に対する自己抗体を有し、臨床的に動・静脈の血栓症、血小板減少症、習慣流産・死産・子宮内胎児死亡などを認める疾患を「抗リン脂質抗体症候群(APS)」と...
腎臓

慢性腎臓病(CKD):定義、治療、腎臓専門医への紹介基準

参照ガイドラインエビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023(日本腎臓病学会)定義下記の①,②のいずれか,または両方が 3 カ月以上持続する場合、CKDと診断する。① 尿異常,画像診断,血液,病理で腎障害の存在が明らか。特に 0.15 ...
エコー

腎臓のエコー所見

腎エコー所見について(人間ドック学会専門医試験)腎エコーについて:・長期間(20年以上)透析例では、後天性で腎臓に嚢胞が多数みられる(後天性腎嚢胞)・糖尿病腎症の腎不全では、両側の腎のサイズは保たれており、皮質も厚い。・慢性糸球体腎炎では萎...
診察・検査

血尿(健診で発見された場合の対応、肉眼的血尿場合の対応)

ガイドライン血尿診断ガイドライン 2023(日本腎臓学会)血尿について(ドック学会専門医試験)血尿について:・血尿の定義は、尿沈渣で「赤血球5個以上/HPF」(high power field:強拡大の視野.400倍)である。・尿潜血反応試...
診察・検査

原発性アルドステロン症(primary aldosteronism)

原発性アルドステロン症(ドック学会専門医試験)原発性アルドステロン症:・全高血圧患者の5~15%を占める・「高血圧で低カリウム血症」を認めた場合も考える。ただし、低カリウム血症は認めないこともある(低カリウム血症は診断に必須ではない)。・機...
総合診療・家庭医療

高血圧(測定法、定義、治療目標):高血圧管理・治療ガイドライン2025(JSH2025)

高血圧について(ドック学会専門医試験)高血圧について:・我が国の高血圧者数は約4,300万人と推定され、そのうち3分の4(3,100万人)が管理不良である。・我が国の平均食塩摂取量は1日9~10g(男性10.9g、女性9.3g)である。・脳...
内分泌・代謝

副甲状腺機能亢進症

副甲状腺機能亢進症(ドック学会専門医試験)副甲状腺機能亢進症について:・血清カルシウム高値から診断に至ることが多い。・男女比は1:3と女性に多く、特に中高年女性に好発する。・病理学的には腺腫が80~85%と最も多く、過形成は10~15%と少...
人間ドック・健診

副腎偶発腫

副腎偶発腫:・性差はない・ホルモン非産生腫瘍が約半数(50.8%)。・ホルモン産生腫瘍としては、サブクリニカルクッシング症候群を含むコルチゾール産生腫瘍、褐色細胞腫(カテコラミン)、アルドステロン産生腺腫がある。・サブクリニカルクッシング症...
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