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人間ドック・健診

耳鳴

疾患 ・「外環境から音響刺激の欠如した中で音を受容すること」をいう。 ・耳鳴は「自覚的耳鳴」と「他覚的耳鳴」に分類される。 自覚的耳鳴 ・耳鳴の大部分を占める ・外耳から聴覚中枢に至る聴覚路のあらゆる部位の障害で生じうる...
人間ドック・健診

聴力検査

標準純音聴力検査(純音聴力検査) ・聴力検査の中で最も基本的かつ重要な検査。単に「聴力検査」という場合には、この標準純音聴力検査を指す (他には語音聴力検査といって言葉の聞き取りの能力を調べるものや、脳波を使った聴力検査などがある)...
2023.11.22
眼科

加齢黄斑変性(age-related macular degeneration:AMD)

疾患 ・加齢黄斑変性(age-related macular degeneration:AMD)は加齢に基づく黄斑異常の総称をいう。 ・我が国の視覚障害における身体障害者の原因疾患の1位(28.6%)は緑内障、第2位が網膜色素変性(...
2023.11.22
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救急

緑内障(急性緑内障発作)

緑内障 ・40歳以上の5.78%が緑内障を有する ・我が国の視覚障害における身体障害者の原因疾患の1位(28.6%) 第2位は網膜色素変性(14.0%)、第3位は糖尿病網膜症(12.8%) ・人間ドックでは非接触型眼圧計を使用...
2023.11.21
DM

糖尿病網膜症

疾患 ・糖尿病コントロール不良例の発症5~10年で起こることが多い ・糖尿病網膜症存在下では、急激な血糖改善はかえって網膜症の進行を推し進めてしまう。 そのため「緩やかな血糖コントロール(HbA1cで月0.5~1%程度)」が網...
2023.11.21
総合診療・家庭医療

抗コリン薬、抗コリン作用:副作用の多い薬

アセチルコリン作動性神経の作用 ・胃や気管支、膀胱などの平滑筋を収縮。 ・神経伝達物質としての作用 ・唾液分泌 「抗コリン作用」による症状 ・認知機能の悪化、せん妄 ※ドネペジル(商品名アリセプトなど)は...
2023.11.21
救急

失神:失神三羽烏(心血管性、起立性、神経調節性)、入院適応判断

3つの鑑別疾患群(失神三羽烏 by Dr.林) ① 心血管性失神 ② 起立性失神(出血、貧血、脱水) ③ 神経調節性(反射性)失神(Neurally mediated syncope) (④として、薬剤性失神:薬剤性QT延長) ...
2023.11.21
救急

尿管結石

検査 尿潜血検査 感度84%(偽陰性16%)、特異度48%(偽陽性が52%) ・偽陰性が16%で、尿潜血陰性でも除外はできない ・偽陽性が50%で、尿潜血陽性でも確定診断できない エコー ・「実際に石を見つけるこ...
2023.11.21
内分泌・代謝

ビタミンD

D2、D3の違い ・ビタミンDにはD2からD7の6種類ある ・しかしD4~D7は食品にはほとんど含まれておらず、活性も低いため重要性はない ・そのため一般的にビタミンDは、高い生理活性を示す「ビタミンD2(エルゴカルシフェロー...
2023.11.21
予防

喫煙、禁煙指導

喫煙について ・喫煙率 16.7%(男性27.1%、女性7.6%) ・比較的若い女性層では、喫煙率が上昇している ・タバコに含まれる発癌物質は約70種類ある pack-years(喫煙指数) ・喫煙の量を示す国際的...
2023.11.21
診察・検査

腹水(原因、検査、治療)

腹水の原因 下記を念頭に置いて問診と検査を行う ① 肝硬変(81%) ② がん(10%) ③ 心不全(3%) ④ 結核(2%) ⑤ 透析(1%) ⑥ 膵疾患(1%) ⑦ その他(2%) 検査項目 ルーチン検査項目:...
2023.11.21
循環器

大動脈弁狭窄症

診察所見 ・遅脈(脈の立ち上がりが遅い)、小脈(拍動が小さい) ・心不全、失神、狭心症の原因 ・大動脈弁の狭窄で発生する収縮期駆出性雑音を聴取 ・第2肋間胸骨右縁(2RSB;大動脈弁領域)に最強点 →右鎖骨頭の上で...
2023.11.21
内分泌・代謝

脂質異常症:診断基準、リスク管理チャート、治療、生活指導

脂質異常症の診断基準 「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」 LDL-Cの診断基準 ※ 空腹時採血にて診断(10時間以上の絶食が必要)   ~119:正常 120~1...
2023.11.21
総合診療・家庭医療

臨床倫理(4分割法、)

臨床倫理とは 「日常診療の場において、医療を受ける患者、患者の関係者、医療者間の立場や考えの違いから生じる様々な問題に気付き、分析して、それぞれの価値観を尊重しながら、関係する者が納得できる最善の解決策を模索していくこと」(白浜雅司先生)...
2023.11.21
総合診療・家庭医療

Cynefin Framework(クネビン・フレームワーク)

概要 ・「患者さんがどれくらい複雑な状況に置かれているか」との視点から症例を分類する評価法。状況・問題を大きく4つのドメインに分類する 分類 1. Simple(シンプル):単純 ・問題の因果関係・構造が明確 ・問題と答えが明...
2023.11.20
総合診療・家庭医療

ケアの継続性(continuity of care)

定義 ・「ケアの継続性」とは、患者やその家族との間にケアチームやチーム内のメンバーと継続的な関係を築き、療養場所が外来、入院、自宅、施設などを移動する際にもスムーズに調整される臨床ケアをいう。 継続的なケアを実践するために意識す...
緩和治療

トータルペイン(全人的苦痛)

トータルペイン(全人的苦痛) ①「身体的苦痛」 ・がんそのものやがんの治療によって生じる副作用などの苦痛 ・痛み、吐き気、便秘、全身倦怠感、呼吸困難など ②「精神的苦痛」 ・気持ちが落ち込んでしまったり不安を感じて...
2023.11.20
消化器

アルコール関連問題(単位、適正量、依存の診断)

単位 ・1ドリンク=アルコール10g ・1単位=2ドリンク=アルコール20g 純アルコール量の計算 純アルコール量(g)=「摂取量(mL)」×「度数(%)」/100 × 0.8 ・ビール:5% ・焼酎:25% ...
2023.11.20
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