Dr.Gawaso,M.D.,Ph.D.

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産業医・労働衛生コンサルタント

化学防護手袋、皮膚等障害化学物質

化学防護手袋の定義化学防護手袋は、日本産業規格(JIS) T 8116 において、以下のように定義されている。「酸、アルカリ、有機薬品、その他気体及び液体又は粒子状の有害化学物質を取り扱う作業に従事するときに着用し、化学物質の透過及び/又は...
人間ドック・健診

肺がん検診

肺がん検診について:・肺がんの死亡率を減少させることができると科学的に認められ、肺がん検診として推奨できる検査方法は「胸部X線」と「喀痰細胞診(喫煙者のみ)」を組み合わせた方法のみである。・肺がん検診が推奨されるのは「40歳以上の健常者」で...
診察・検査

結核(症状、検査)

結核(人間ドック専門医試験)結核について:・感染症法の2類感染症(患者を診察した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出る必要がある)・結核の感染経路は空気感染(飛沫核感染)・好発部位は両側上肺野。・薬剤の血中濃度の確保と直接服薬確認法(dire...
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呼吸器

肺癌、肺がん

肺がんについて(ドック学会専門医試験)肺がんについて:・肺扁平上皮癌の腫瘍マーカーはSCCとCYFRAである・小細胞癌は化学療法、放射線療法に対して反応は良い(しかし再発、転移は早く予後が良好ということはない)。・ベバシズマブ(血管新生阻害...
人間ドック・健診

低脂血症:D2判定

低脂血症の定義・TC<120mg/dL・LDL-C<70mg/dL・TG<30mg/dL・HDL-C<40mg/d疾患・低脂血症は、他の疾患の続発性(二次性)低脂血症を示す場合と原発性低脂血症に分類される。・原発性低脂血症は、遺伝子の変化が...
人間ドック・健診

心血管疾患の性差(人間ドック学会専門医試験)

心血管疾患の性差(人間ドック学会専門医試験)心血管疾患の性差:・エストロゲン(卵胞ホルモン)には血管拡張作用、白血球の血管内皮への接着抑制作用、血管平滑筋細胞の遊走抑制作用、血小板凝集抑制作用などの血管障害抑制作用がある。・女性の初発心筋梗...
循環器

心房細動(CHADS₂ score、治療など)

心房細動(ドック学会専門医試験)心房細動について:・心房細動発症の危険因子として、肥満、年齢、高血圧、弁膜症、心筋梗塞、うっ血性心不全などがある。・心房細動の基礎疾患は高血圧が最多(60%)で、その他虚血性心疾患(10%)、弁膜症(10~2...
総合診療・家庭医療

心疾患(特に心不全)に対するリハビリテーション

参照:日本循環器学会 / 日本心臓リハビリテーション学会合同ガイドライン2021年改訂版心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドラインJCS/JACR 2021 Guideline on Rehabilitation in Pat...
人間ドック・健診

血管内皮機能

血管内皮機能血管内皮機能とは:・血管内皮機能とは、血管の内側を覆う内皮細胞層が維持する、生体の血管系の健康や調節機能のことを指します。・血管内皮機能として、血流調節、血管拡張・収縮、血液の凝固・抗凝固、炎症反応の制御など多様な生理機能がある...
人間ドック・健診

肝炎ウイルス(ドック学会専門医試験)

肝炎ウイルス(ドック学会専門医試験):・A型肝炎は牡蠣などの経口感染がほとんどであるが、性行為感染症などの血液感染もある。・A型肝炎の診断は、HA-IgM抗体で行う。・B型肝炎に対する「核酸アナログ治療」は、肝炎の活性化や線維化予防を主眼と...
人間ドック・健診

食道がん

食道がん(ドック学会専門医試験):・扁平上皮癌が90%を占め、その他としては腺癌が多い。・扁平上皮癌のリスクファクターとして、飲酒、喫煙、男性、頭頚部がん、食道アカラシアなどがある。・食道腺癌は胃食道逆流症とそれに伴うバレット食道から発生す...
労働衛生一般

情報機器作業(ガイドライン、照明)

情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン、他情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインと解説情報機器作業における「身体的拘束性」とは情報機器作業における「身体的拘束性...
消化器

好酸球性食道炎

ガイドライン幼児・成人好酸球性消化管疾患診療ガイドライン(2020 年)編集:厚生労働省好酸球性消化管疾患研究班疾患好酸球性食道炎:・好酸球性食道炎は,食道に好酸球優位の炎症を引き起こす慢性の免疫性食道疾患である。・気管支喘息やアトピー性皮...
産業医・労働衛生コンサルタント

騒音障害防止対策(騒音障害防止のためのガイドライン)

騒音障害防止のためのガイドライン(令和5年4月改訂)騒音障害防止のためのガイドラインの改訂について(令和5年4月 20 日)リーフレット~騒音障害防止のためのガイドラインを改訂しました~騒音障害防止のためのガイドラインパンフレット2023年...
産業医・労働衛生コンサルタント

騒音性難聴(加齢性難聴との違い)

騒音性難聴・騒音性難聴とは、慢性的に激しい騒音(85dB(A)程度以上)に長期間(1日8時間、5年程度以上)ばく露することによって発症する聴覚障害である。・騒音にばく露して5~15年の間に進行し、それ以降の進行は少ないと言われる。・蝸牛の有...
人間ドック・健診

騒音障害(可聴域、デシベル、騒音の作業環境測定)

音の可聴域、日常会話での周波数域音の可聴域、日常会話での周波数域:・可聴域(健康成人が感知できる周波数の最小値と最大値)は一般に20~20,000Hzといわれている。・日常会話での周波数域は250 ~4,000 ㎐ 程度である。騒音・振動の...
産業医・労働衛生コンサルタント

リスクアセスメント(危険性又は有害性等の調査)、リスクアセスメント方法(マトリクス法、数値化法、枝分かれ図を用いた方法)、化学物質のリスク軽減措置の優先順位

「危険性又は有害性等の調査等に関する指針」(リスクアセスメント指針)「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針について」(平成 27 年9月 18 日基発 0918 第...
産業医・労働衛生コンサルタント

ストレスチェック

厚生労働省「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」下記サイト参照:厚生労働省「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」こころの耳 ストレスチェック制度について:ストレスチェックの導入や実施に役立つポイン...
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