Dr.Gawaso,M.D.,Ph.D.

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産業医・労働衛生コンサルタント

化学防護手袋(皮膚障害等防止)

化学防護手袋の定義 化学防護手袋は、日本産業規格(JIS) T 8116 において、以下のように定義されている。 「酸、アルカリ、有機薬品、その他気体及び液体又は粒子状の有害化学物質を取り扱う作業に従事するときに着用し、化学物質の透過及び/...
産業医・労働衛生コンサルタント

労働衛生保護具

労働衛生保護具とは ・「労働衛生保護具」とは、作業中の事故や危険から身体を守るために装着するものをいう。 ・労働安全衛生法では、一定の作業・環境のもとでは、事業者は作業者に保護具を使用させなければならないと規定している。 ・保護具の種類 1...
産業医・労働衛生コンサルタント

呼吸用保護具

呼吸用保護具とは ・呼吸用保護具とは、粉じん、ヒューム、ガスなどの有害物質を吸入しないようにするために、口と鼻、または頭部全体を覆うように設計された保護具である。 ・大きく「ろ過式」と「給気式」の2 種類に分類される 分類 ろ過式: ・ろ過...
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総合診療・家庭医療

refeeding syndrome(リフィーディング症候群)

疾患 ・高度の低栄養状態の患者に対し、栄養療法開始に伴い血糖値が上昇すると、膵臓におけるインスリン分泌が刺激される一方でグルカゴン分泌は抑制され、グリコーゲン、脂肪、蛋白の合成が開始される。 ・これらの同化反応にはP、Mg等の電解質が必要で...
総合診療・家庭医療

前縦隔腫瘍の「4T」

前縦隔腫瘍の「4T」 胸腺腫(thymoma) 奇形腫(teratoma) 甲状腺腫(thyroid tumor) 悪性リンパ腫(terrible lymphoma→ちょっとインチキ) 参照(このサイトより引用):
健康管理

喫煙対策(職場における受動喫煙防止のためのガイドライン)

職場における受動喫煙防止のためのガイドライン 「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」(令和元年7月1日 基発 0701 第1号) 健康増進法の改正 ・改正された健康増進法が2020年4月1日に全面施行され、多くの人が利用する施設等...
産業医・労働衛生コンサルタント

職場における腰痛予防対策

参考サイト 厚労省「職場における腰痛予防対策指針」 職場における腰痛予防対策指針 腰痛健康診断問診票 中央労働災害防止協会「職場における腰痛予防対策」 職場における腰痛予防対策 本指針における「腰痛」の定義 『腰痛は、単に腰部の痛みだけでは...
産業医・労働衛生コンサルタント

職場のメンタルヘルスケア、メンタルヘルス対策、心の健康づくり計画

メンタルヘルスケアとは ・事業場において、事業者が講じる労働者の心の健康増進のための措置 メンタルヘルス不調を招く職場の問題 業務負荷 ・長時間の時間外労働 ・業務量の減少を伴わない人員(定員)の減少 ・期限の短いプロジェクト ・能力を超え...
産業医・労働衛生コンサルタント

振動障害防止対策、振動障害予防対策指針

振動障害とは 振動障害の予防のために ※ 厚生労働省職場のあんぜんサイト「振動障害」(安全衛生キーワード) ・「振動障害」は、チェーンソー、グラインダー、刈払機などの振動工具の使用により発生する手指等の末梢循環障害、末梢神経障害及び運動器(...
産業医・労働衛生コンサルタント

高気圧作業安全衛生規則

高気圧作業とは ・高気圧作業とは、大気圧を超える気圧下や水中で行われる作業をいいます。圧気土木作業や潜水業務などが含まれます。 ・高気圧作業では、加圧と減圧によって健康障害を引き起こす可能性があるため、高気圧作業安全衛生規則(高圧則)に基づ...
産業医・労働衛生コンサルタント

事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン

事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン 事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン  治療と仕事の両立支援を巡る状況 (1)疾病を抱える労働者の状況 ・「治療と職業生活の両立等支援対策事業」(平成25年度...
産業医・労働衛生コンサルタント

過重労働対策(職業性疾患、作業関連疾患)

過重労働による健康障害防止のための総合対策 参考:過重労働対策ナビ 参考:過重労働による健康障害を防ぐために(厚労省) 過重労働による健康障害防止対策が求められることになった社会的背景 「働き方改革」の実現に向けて 「我が国は、『少子高齢化...
産業医・労働衛生コンサルタント

リスクアセスメント(ハザードとリスク、リスク低減措置)

ハザードとリスク 5 危険性・有害性から労働災害へ ハザード(危険有害性) ハザード(危険有害性)とは化学物質固有の影響をいう 危険性: 物理的・化学的性質(引火性・爆発性など)によって生じる物理的影響 ・爆発・火災・漏洩による中毒・薬傷な...
産業医・労働衛生コンサルタント

空気中の有害物の捕集法

分粒装置を用いた「ろ過捕集方法」及び「重量分析方法」 作業環境測定基準に基づく粉じん濃度の測定方法の概要 分粒装置 吸入性粉じん(respirable:レスピラブル、空気力学的直径が4µm以下、肺胞まで達する)だけの濃度を管理するため粉じん...
労働衛生一般

粉じん障害防止規則

じん肺の原因 ・じん肺の大部分は職業性の無機粉じんばく露が原因 ・石炭、遊離珪酸、炭素、珪酸化合物、酸化鉄、アルミニウム、ベリリウムなど 吸入される粒子状物質の粒径と気道内到達部位 1 吸引性粉じん(inhalable:インハラブル)(10...
労働衛生一般

作業環境測定(A、B、C、D測定)、管理区分

作業環境測定とは ・作業環境中には、ガス・蒸気・粉じん等の有害物質や、騒音・放射線・高熱等の有害エネルギーが存在することがあり、これらが働く人々の健康に悪影響を及ぼすことがあります。 ・これらの有害因子による職業性疾病を予防するためには、こ...
産業医・労働衛生コンサルタント

化学物質の有害性

無毒性量(NOAEL)と最小毒性量(LOAEL) 無毒性量(NOAEL:No Observed Adverse Effect Level) ・「無毒性量(NOAEL:No Observed Adverse Effect Level)」と「最...
産業医・労働衛生コンサルタント

ばく露限界(許容濃度、TLV)、管理濃度

ばく露限界 ほとんどの労働者が、 1日 8時間、週40時間働いて曝露され続けても、著しい健 康障害を起こさないと考えられる量を曝露限界と呼ぶ。 許容濃度 ・「許容濃度」とは、日本産業衛生学会が公表する「職業ばく露限界値:Occupation...
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