スポンサーリンク
消化器

HCV感染症(C型肝炎、DAA)

疾患C型肝炎:・一本鎖RNAウイルス・我が国の総感染者は約190~230万人。うち通院中のキャリアは約100~150万人と推計されている・日本人ではゲノタイプ1b型が多いC型肝炎ウイルスの肝外病変C型肝炎ウイルスの肝外病変:・クリオグロブリ...
産業医・労働衛生コンサルタント

労働衛生の3管理、5管理

労働衛生の3管理労働衛生の3管理(職場のあんぜんサイト)「労働衛生の3管理」「5管理」とは・「労働衛生の3管理」とは、労働衛生管理の中核をなす基本的要素である「作業環境管理」、「作業管理」及び「健康管理」をいいます。・これに「総括管理(労働...
循環器

白衣高血圧

概念白衣高血圧とは:・白衣高血圧とは、診察室では高血圧を示し、診察室外では正常域血圧を示す状態である。・白衣高血圧の診断基準は「診察室血圧が140/90mmHg以上で、家庭血圧(または院外血圧)が135/85mmHg未満」の時に白衣高血圧と...
スポンサーリンク
総合診療・家庭医療

アルコール関連問題(単位、適正量、依存の診断)

単位・1ドリンク=アルコール10g・1単位=2ドリンク=アルコール20g純アルコール量の計算純アルコール量(g)=「摂取量(mL)」×「度数(%)」/100 × 0.8・ビール:5%・焼酎:25%節度ある適度な飲酒(健康日本21)節度ある適...
人間ドック・健診

遺伝、遺伝子検査、遺伝子カウンセリング

遺伝形式伴性遺伝X連鎖性遺伝、X連鎖性劣性遺伝・X連鎖性(劣性)遺伝は、変異遺伝子がX染色体に乗っており、男性はY染色体に対立遺伝子がないため変異の影響を打ち消すペアの遺伝子がなく、主に男性に発症する。・女性はX染色体を2本持つため、片方に...
人間ドック・健診

続発性コレステロール異常

続発性高コレステロール血症・甲状腺機能低下症・Cushing症候群過剰なコルチゾールによる脂肪分解促進・肝臓での脂質合成促進・インスリン抵抗性などの複合的なメカニズムによって高コレステロール血症をきたす。・褐色細胞腫カテコラミンの脂質合成亢...
人間ドック・健診

対策型がん検診

対策型検診参照:厚生労働省「市町村のがん検診の項目について」対策型検診とは:・「対策型検診」とは、市区町村などの自治体が公費で実施する住民検診で、集団全体のがんによる死亡率減少を目的とする。・有効性が科学的に証明された検査方法のみが採用され...
内分泌・代謝

脂質異常症:診断基準、リスク管理チャート、治療、生活指導

脂質異常症の診断基準「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」LDL-Cの診断基準※ 空腹時採血にて診断(10時間以上の絶食が必要)  ~119:正常120~139 :境界域高LDLコレステロール血症140~       :高LDLコレ...
人間ドック・健診

最新がん統計

がん罹患数の順位(2021年)がん罹患数の総数1位:大腸がん2位:肺がん3位;胃がん4位:乳がん5位:前立腺癌男性のがん罹患数1位:前立腺がん2位:大腸がん3位:肺がん4位:胃がん5位:肝がん女性のがん罹患数1位:乳がん2位:大腸がん3位:...
人間ドック・健診

個人情報保護法

個人情報保護法・経済協力開発機構(OECD)8原則への対応がとられている。OECDが1980年9月に採択した「プライバシー保護と個人データの国際流通についてのガイドラインに関する理事会勧告」に記述されている以下8つの原則。1)「目的明確化の...
人間ドック・健診

乳がん(乳癌):健診を中心に

乳がん乳がん(人間ドック専門医試験):・乳がんの組織型のうち最多のものは硬性型浸潤性乳管癌危険因子・喫煙・放射線被曝・早い初経年齢・遅い閉経年齢・高齢出産・出産経験なし・脂肪摂取・アルコール飲料接種・BRCA1or2遺伝子変異腫瘍マーカーC...
泌尿器科

下部尿路症状

下部尿路症状とは「頻尿」「尿失禁」「排尿困難」等の症状を「下部尿路症状」という。検査・検尿・腎機能採血・PSA・残尿測定(エコーで。判定しずらい場合は導尿)→ 残尿≧100mLの場合、異常と判定→ 専門医へコンサルト・経腹壁エコー(残尿、前...
救急

急性期脳梗塞(NIHSS、rt-PA治療の適応、血栓回収療法、または適応外の場合)

脳梗塞rt-PA適正使用講習e-learning脳梗塞rt-PA適正使用e-Learningシステム・通年5月と11月に日本脳卒中学会のホームページより受講可能NIHSS(National Institute of Health Strok...
脳神経系

TIA(一過性脳虚血発作)

TIAの定義(2019年10月:日本脳卒中学会)「局所脳または網膜の虚血に起因する神経機能障害の一過性のエピソードであり、急性梗塞の所見がないもの。神経機能障害のエピソードは、長くとも24時間以内に消失すること。※画像上、梗塞巣のある TI...
循環器

動脈血栓症と静脈血栓症の違い

区別の必要性・同じ血栓症でも動脈血栓症と静脈血栓症では病態が異なり、治療も異なる。そのため両者は区別する必要がある動脈血栓症・血流が速い環境下における血栓症。・血流が速いと、血小板が活性化されやすいという現象がある。・血小板に対する「ずり応...
産業医・労働衛生コンサルタント

ばく露限界(許容濃度、TLV)、管理濃度

ばく露限界「ばく露限界」とは:・「ばく露限界」とは、ほとんどすべての労働者が連日繰り返しばく露されても健康に影響を受けないと考えられている濃度又は量の閾値をいう(職場の安全サイト)・「ばく露限界」には、「許容濃度」(日本産業衛生学会)や「T...
産業医・労働衛生コンサルタント

過重労働に対する「健康障害防止対策」、労働時間を把握する方法

過重労働が有害な健康影響を生じる機序長時間労働を始めとした過重労働が健康障害をもたらす機序にはいくつかの経路がある。ひとつには長時間労働は、疲労の回復や睡眠のための時間が短くなることを意味する。そのため、血圧、ホルモン分泌、交感神経活動など...
産業医・労働衛生コンサルタント

長時間労働(過重労働)者に対する医師による面接指導、事後措置

過重労働により引き起こされる健康障害の発症に関連する職場における業務上の負荷要因脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く。)の認定基準について・労働時間・不規則な勤務・拘束時間の長い勤務・出張の多い勤務・交代制勤務・深夜勤務・...
スポンサーリンク